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海外から見てはんこ文化ってどのくらいヤバイの?

こんにちは!昨日友達5人とオンライン飲み会を4時間したのに私しかお酒を飲んでいなかったことに最後の15分で気付いた@まだ日本です。

 

さて、最近はんこ文化の見直しに関する記事を見つけました。

 

 

このようなはんこ文化が見直される話題は、コロナウイルスの影響によるテレワークの推進と関連して最近よく見かけます。

 

しかし、会社の業務が紙媒体ではんこを押す作業があるから出社せざるを得ない、という方も一定数いるというのも現状です。

 

そこで今日は海外から見たはんこ文化の意見やエピソードについて書いていきます。

 

 

 

日本のはんこ文化の古風さが露わになった話

次の2つのエピソードは、日本に移住してきたアメリカ人の友人とのエピソードです。どちらも不動産関連の手続きでの出来事。

 

 

エピソード1:日本でアパートを借りたパターン

日本でアパートを借りたいとのことだったので手伝いで一緒に不動産と立ち会いました。

内覧などを経て入居先を決め、手続きまではスムーズに済みました。

 

しかし、書類手続きの際のことです。印鑑を押さなければいけない場面で、彼は日本生活も間もないとのこともあり印鑑自体を持っていませんでした。不動産の方からは「印鑑を作っていただかないとお手続きできませんねー。」と言われ、印鑑を作るだけのためにその日の手続きは一旦次の日に持ち越しに。

 

日本人からすると「そりゃそうだろw」となるかもしれませんが、彼からすると「サインでよくね?w」と腑に落ちないようでした。

 

この不動産の方も外国人客に慣れていたようで、私たちにはんこ屋さんの場所まで紹介してくれ、「外国人さんの印鑑ってカタカナで可愛いんですよー。」と何それ褒めてんの?と言いたくなるような謎のセリフまで残してくれました。

 

ちなみに文字数が日本の名字よりも多いのではんこの文字の小さいこと小さいこと。めっちゃ名前の長い人はどうするんだという疑問はわたくしまだ解消しておりません。

 

エピソード2:日本でアメリカの家を買ったパターン

その数年後、彼はアメリカにいる家族に家を買うことになりました。(どういう状況やって感じですが、そういう状況だったんです 笑)

 

すごく驚いたのですが、なんとこの家を買うというビッグイベントの手続きが全部スマホ上で手続きが完了したんですよ。

 

契約書のサイン等はスマホ上で書いて送っただけなんだとか。もちろんネット上だからアメリカにある家の購入でも日本で操作していました。

つまり彼、わざわざ印鑑を入手して借りた日本のアパートの部屋から、スマホだけでアメリカの家を買ってましたからね。なんてこった。

 

もちろん不動産によって方法は異なるのでしょうが、割とこういった手続き関係は日本では印鑑が付き物だと思うので、この2つのギャップにはかなりショックを受けました。

 

判子と朱肉のイラスト

 

サインでよくね?

余談なのですが、新卒で入った会社での出来事を根に持っているのでシェアしておきますね。

私その会社で、100枚以上の書類にただひたすらにはんこを押す(しかも上司の)という仕事を頻繁にさせられたことがあります。残業として 笑

 

でもその書類、正直誰も見ないんですよね。そこにはんこをしなくてはいけない理由は、単に「それがその仕事の決まりだから」。

 

はんこ文化も古い日本の伝統で職人さんがいることも事実。

でも日本内だけでやり通せる風習も少なくなっていっているこのグローバルな時代に、もっと柔軟に変化・対応できる社会にならないかなーと思います。

 

ちなみにFaxもなくなればいいんじゃないかな!!!以上!