外国人観光客の日本に対するリアルな反応は?【外から見た日本】
こんにちは!在宅ワークで机のすぐ横に冷蔵庫があるため肥えていく一方のHikari@まだ日本です。
Expediaの公式サイトに"TIPS FOR SOLO TRAVEL IN JAPAN" (日本で一人旅するためのコツ)という外国人観光客向けの記事を見つけました。
この中で書かれていたことを抜粋すると、日本で1人旅をするコツとして
・日本語を最低限学ぶ
・レストランのメニューの内容はあらかじめ調べてからオーダーする
・マナーを大事にする(家に上がる際は靴を脱ぐなど)
などが挙げられています。
さてさて、あなたは
来日した外国人観光客が日本に抱く感想はどのようなものだと思いますか?
日本に初めて訪ねる方の案内を何度かしたことがあるのですが、その時の彼らの超リアルな反応を本日はシェアしていきます!
外国人観光客の日本に対するリアルな反応
治安が良すぎて日本人の危機意識の低さに引く
日本のいいところの1つとして、やはり治安が抜群に良いところです。
イギリスの週刊新聞「Economist(エコノミスト)」が発行している世界平和度指数(Global Peace Index)でも毎年163ヶ国中10位以内には必ずランクインしています。
海外の治安が悪い地域に行くとよくわかるのですが、危ないところは町の空気感からして物騒な雰囲気を醸し出してますもんねw
それに比べて、日本の特に観光地はかなり安全と言えるでしょう。
私が案内した観光客の方たちは、日本の治安の良さはもちろんですが、
日本人の危機意識の低さに驚いていました 笑
レストランで席を立つ際にバックを置いたままにしたり、ポケットからスマホが飛び出していたり...
「え?盗まれない?」と逆に彼らが日本人を心配するほど。
公共交通機関が静か(でも居酒屋はうるさい)
私たち日本人はバスや地下鉄などの公共交通機関に乗っていると、話すことはあれど基本的に声のボリュームは落としますよね。
私が案内した観光客のひとりに、南アメリカのコロンビア周辺出身の方がいました。
恐らく国民性なのか、彼女はとびきり明るい性格で、マシンガントークで自分の感情をどんな場所でも包み隠さず出します。ちなみに声のボリュームが一般的な日本人の3倍くらいの大きさ。
そのため、彼女は日本の静かにしなければいけない雰囲気にストレスを感じ、「なんで静かにしなきゃいけないの!?日本人静かすぎるよ!!!」と感情を爆発させておりましたw
しかし、逆に騒がしい大衆居酒屋に連れて行くと、
「ここ日本じゃないみたーい!!」と普段の自分を取り戻したようでご満悦の様子。よかった。
ブログでも何度か記事を書いておりますが、日本は協調性があって周りに配慮できる能力に長けていると思います。悪く言うと同調圧力があるので周り合わせないといけない。
逆に外国、例えばアメリカなんかは自分を主張してなんぼの国なので、我が道を行ってもし批判されたとしても自分の意見を突き通す。
どちらにも良し悪しあると思いますが、あまり日本のように周囲にも重きを置く文化を体験したことがない人にとったら不思議なようでした。
トイレが無駄にハイテク
最近は増えてきているものの、日本にはFree Wifiスポットがかなり少なく、特に地方は限られている印象です。
「もっとハイテクな国かと思ってた~」と友人から意見をもらったことがあるのですが、
トイレの性能だけはどの国にも劣っていないと思います。
日本のショッピングモールでアメリカ人の友人とトイレに寄った際、用を足している最中のはずのその友人から下記のメッセージが飛んできました。
「流すボタンが見つからないんだけど」
つい笑ってしまいましたが、たしかに音姫といった機能など他の国にはないですもんね。動揺してしまうのも当然です。
ちなみに、和式トイレの存在にもかなりのインパクトがあるんだとか。
欧米ではほとんど流通していないため、使うにはかなり気が引けるようで、そのアメリカの友人曰く「最終手段としてしか絶対に使わない」と強い拒否反応を示していましたw
ジロジロ見られ、明らかに「外の人」として分類される
これは観光客に限らず、日本在住の外国人や非日本人ネイティブといったいわゆるマイノリティの人にも当てはまり、その友人を複数持つ私としては個人的にネックに感じているところです。
多くの日本人が、外国人に対して未だ「外の人」(外人)という認識を拭えきれずにいることも事実だと思います。
いわゆる「外の人」として分類される私の友人たちは、何年住んでいても、日本社会の中では「外の人」として扱われていると嘆いています。
彼らは、日本語がたとえ流暢であっても、見た目が明らかに日本人ではないことから、例えば、飲食店で注文しようとしても店員から避けられたり、街で多くの人々からジロジロ見られるため、違和感を抱くのだとか。
しかし、現実には日本国内でも、外国人労働者、留学生、国際結婚など、異なった国籍の人々とのかかわりを持つ機会は、増え続けていますよね。
東京オリンピックは延期となり、外国人観光客の数が著しく減ったのも事実ですが、彼らとの関わりが一切なくなったという訳ではありません。
色んな文化を持つ他者との壁がもう少しでも薄くならないかな~と彼らの意見(例えば下のリンクの動画)を聞いていたら、ついつい考えてしまいます。
まとめ
本日は外国人観光客の日本に対するリアルな反応を紹介しました。
日本の良いところも悪いところもよく顕著に表れているのではないでしょうか。
なかなか外から日本を見る機会は少ないと思うので、まだ書ききれていない部分は後日追々紹介したいと思います😊